QLCの寿命は十分なのか

最近のSDカードやSSDは1つの記憶素子に4ビットのデータを記録する「QLC」が主流となっているそうです。しかし、書き換え寿命は1000回程度とかなり少なく、すぐに寿命が尽きそうに思いますが大丈夫なのでしょうか。

パソコンのシステム用ドライブでも十二分

こちらは実際に使用しているパソコン(デスクトップ)に搭載しているSSDのSMART情報を表示させたものです。2年8か月(32か月)使って書き込み量は24TBを少し超えた程度です。その一方で一般的なQLCを採用したSSDは容量の200倍程度まで保証しているそうです。

単純に計算すれば保証される書き込み量に到達するまで約22年(267か月)かかる計算となり、その前にパソコンが陳腐化するでしょうし、それ以外の部分が壊れてしまうかと思われます。

写真や映像の撮影用にはどうなのか

少し余裕を見て容量の100倍で寿命が尽きると仮定しましょう。

まずは写真撮影のケースを考えてみます。面白がってたくさん撮影したとして、月に1回イベントや旅行に行き、毎回500枚の写真を撮影すると仮定します。1枚の容量は25MB(2000万画素のRAW)だとすれば、毎月12.5GBのデータを書き込むことになります。

32GBのSDカードであれば、書き込み量だけでみた寿命は20年以上(256か月)となり、やはりそれ以外の部分で壊れる可能性のほうが高いかと思います。

次に動画撮影の場合を考えてみます。毎月4Kの動画(100Mbps)を合計3時間撮影をすると仮定します。毎日のな何気ない様子を少しづつ記録していくイメージです。

128GBのSDカードに記録する場合、書き込み量だけでみた寿命は約8年(97か月)ということになります。劣化も考えると品質管理の緩い格安ブランドや下位製品、あるいは使い方(低温、高温、振動など)ではちょっと心配になってくるレベルだと思います。

5~10年を目安に買い替えるならほぼ心配なし

以上の通り、5~10年を目安に買い替えれば劣化による故障の心配はほとんどないことがわかります。5年もすれば性能が向上していることも多く、容量にも不満を抱える場合もあるかと思います。

また、実際には写真撮影ならすぐにSNSへのアップロードができ、容量も5分の1程度で済むJPEGもしくはHEIFなどを使うかと思われます。さらに動画撮影でも「何気ない日常を記録する」という使い方では4K画質に設定する方は少ないかと思います。ちなみにフルHD画質であれば、データ容量は4K画質の3分の1もしくは4分の1程度となります。

yume-admin

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