怪しいショッピングサイトを解析してみた
最近問題になっている偽ショッピングサイト、その闇に迫ります。
「日本人騙しちゃえセット」が存在?!
いかにも怪しいショッピングサイトにアクセス、Chromeの「デベロッパーツール」を開いてみます。そうすると、このサイトを表示するためのソースコードや画像などといったものを見ることができます。
違うドメインを持つ同様のサイトを開いてみましたが、いずれも同じドメインから商品画像や購入者のアバターなどといったものを参照していることがわかりました。また、ソースコードのコメント文が中国語で書かれていることから、この販売システムは中国で開発されたものだと考えられます。
一方、会社概要の文言はほぼ同じで、住所が表示されているものもあれば、そうでないものもありました。ちなみに日本向けの通信販売サイトで販売者の住所を表示しないことは違法です。
以上のことから、販売システムと商品のデータなどを貸し出す「偽ショッピングサイトで日本人騙しちゃえセット」が広く流通しているようにも見えます。
それっていいの?別の広告に重ねて表示
しばらくの間、日本国内の有名企業が出したと思われる広告が表示され、いきなり怪しげな商品紹介の動画が流れ始めるケースが確認されています。
このほか、別の広告の上に重ねて表示しているものも確認されました。これは、広告掲載の審査をかいくぐるため、既存の広告を改変したものが流れているものと思われます。
アクセスしても空っぽ
広告をクリックしてアクセスした時点で閉鎖されているケースも散見されます。
おそらく、サーバー業者などによる調査で、詐欺行為に使用していることが発覚して閉鎖され、広告だけが配信され続けているものと思われます。