ソニーもBD製造から撤退
パナソニックがBD製造から撤退したことは記憶に新しいですが、国内でBDメディアを製造するソニーも残念ながら撤退するそうです。
海外産ディスクでも品質は十二分?
CD-RやDVD-Rは国内産の製品が圧倒的な高品質を誇っていましたが、BD-Rの場合は海外製の安価なブランドの製品でも、記録面に光が当たる状態でベランダに60日間ほど放置しても大丈夫なくらいでした。
業務用製品も不調だった
ソニーもBDーRに関しては赤字だったそうで、製造設備の更新などといった都合も考えて、撤退する結論に至ったと推測します。
1層、2層、3層のメディアは国内外様々なブランドの製品が見受けられますが、128GB(地上デジタル放送15時間)の容量を誇る4層メディアはソニーしか製造していません。コールドストレージ向けの業務用ディスクも不調に終わっているようです。
ちなみに業務用の大容量ストレージといえば、データ用磁気テープが使われているそうです。最新の規格は、テープ1巻で18~45TB(地上波デジタル放送だと2000時間以上!)のデータを記録でき、読み出し速度は400MB毎秒と外付けSSDと同程度です。日本国内のブランドですと富士フィルムなどの製品があります。
長期的なデータの保管はどうする?
磁気テープはメディアもドライブも非常に高価であり、一般家庭で導入するにはあまりにオーバースペックです。
CD、DVD、BDなどといった光ディスクの利点として、寿命が長いという点が挙げられます。ハードディスクやSSDは使い方、保管状況などによりますが5年程度が寿命だと言われます。一方で、光ディスクはその2倍以上、10年程度はデータを保管できるそうです。
光ディスクのほうが、長期間内容を書き換えないデータ、例えばテレビ番組の録画映像やスマートフォンやカメラで撮影した写真や動画といった保管には向いていると言えるかもしれません。
しかし、BDが登場したころと比べてハードディスクやSSDの容量当たりの価格は下落、転送速度は外付けハードディスクでBDの5~6倍、外付けSSDに至っては30倍程度あります。定期的にデータの移し替えをするにしても、BDで保管するほうが時間も費用もかかるようになってきました。
データの消失が心配ならばハードディスクを複数用意して、同じデータが2台以上のハードディスクに書き込まれている状態を維持すれば十分と言えそうです。