外付け記憶装置上のデータは直接編集NG?!

パソコンに内蔵している記憶装置の容量をなるべく使いたくない、そのために外付けハードディスクやSSD、USBメモリといったものにあるデータを直接編集するのはやめたほうがいいかもしれません。

動画編集でエラー連発?!

外付けハードディスク上にある1時間以上ある動画を編集し、書き出そうとすると何度もエラーになるという問題が起きました。「I/Oエラー」とのメッセージが出ており、これはデータの書き込みや読み込みで問題が起きていることを表します。

試しにパソコン内蔵のSSDにデータをコピーして書き出すと問題は起きませんでした。あらためて同じような作業で様子を見てみると、内蔵のSSDでは「アクティブな時間」が数%以内に収まっているのに対し、外付けハードディスク上で行うと瞬間的に30%以上になることがありました。

記憶装置の仕組みが問題?!

SSDとハードディスクでは仕組みが大きく異なります。SSDは電気回路を組み替えることでデータの読み込みや書き込みを行っていますが、ハードディスクはデータの記憶されたディスクが回転しており、ヘッダと呼ばれる部品が動いてデータの読み込みと読み込みを行っています。

このため、SSDは読み込みや書き込みを複雑に行う作業でも素早くこなせますが、ハードディスクは時間がかかります。そのため、読み込みと書き込みのタイミングなどによって、時間がかかりすぎて失敗と判断されてしまう(=エラーが発生する)ことがあるものと思われます。

基本的にはパソコンの中で編集する

近年の記憶装置は性能が非常に高くなっており、文書ファイルや写真程度のものであれば、外付けの記憶装置やネットワーク上にあるものであっても問題なく編集できることも多いです。企業や部署にもよるかと思いますが、複数人共同で行うプロジェクトのデータについてはパソコンへの取り込みをしないように指示されることもあります。

しかし、データ容量の大きな動画については、外付けの記憶装置やネットワークからパソコンに取り込んで編集を行い、終わったら戻すというようにすることが基本と考えてよいようです。

yume-admin

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